関東地方

東京ヤクルトスワローズ戸田球場(埼玉県戸田市)
敷島公園野球場(群馬県前橋市)
城南野球場(群馬県高崎市)
平塚球場(神奈川県平塚市)
小田原球場(神奈川県小田原市)
鹿窪運動公園野球場(茨城県結城市)
フラワースタジアム(埼玉県鴻巣市)
日立市民球場(茨城県日立市)
ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム(千葉県鎌ヶ谷市)
ナスパ・スタジアム(千葉県成田市)
たつのこスタジアム(茨城県龍ケ崎市)
土浦市営球場(茨城県土浦市)
横浜DeNAベイスターズ総合練習場(神奈川県横須賀市)
横須賀スタジアム(神奈川県横須賀市)
東京ドーム(東京都文京区)
柏の葉公園野球場(千葉県柏市)
千葉マリンスタジアム(千葉県千葉市)
浦安市運動公園野球場(千葉県浦安市)
栃木県総合運動公園野球場(栃木県宇都宮市)
大宮公園野球場(埼玉県さいたま市)
長嶋茂雄記念岩名球場(千葉県佐倉市)
ひたちなか市民球場(茨城県ひたちなか市) 
八王子市民球場(東京都八王子市)
秋津野球場(千葉県習志野市)
読売ジャイアンツ球場(神奈川県川崎市)
横浜スタジアム(神奈川県横浜市)
牛久運動公園野球場(茨城県牛久市)
明治神宮球場(東京都新宿区)
桐生球場(群馬県桐生市)
太田市民球場(群馬県太田市)
上柚木公園野球場(東京都八王子市)
さいたま市営浦和球場(埼玉県さいたま市)
やまぶきスタジアム(埼玉県さいたま市)
西武ドーム(埼玉県所沢市)
ロッテ浦和球場(埼玉県さいたま市)
川崎球場(神奈川県川崎市)
 

東京ヤクルトスワローズ戸田球場
所在地:埼玉県戸田市
開場:1976年
収容人数:250人

Photo by 球場巡礼

 スワローズ二軍の本拠地球場。スワローズ二軍は1968年から神奈川県横須賀市の武山球場でファーム公式戦および練習を行っていたが、球場を借りていた京急電鉄から返せと言われたのか1976年限りで武山球場を引き払い、1977年にこの球場に移ってきた。球場自体は前年の1976年9月に完成していた。元々ヤクルトが社員の福利厚生のため所有していた荒川の河川敷グラウンドにフェンスやバックスクリーン、スコボード、ダグアウト、クラブハウスなどの最低限の設備を設えただけでとてもプロ野球の本拠地球場とは思えないグレード。2000年にバックネット裏の関係者ブースの上にひな壇のスタンドが完成し、2010年代になると関係者ブースの両脇や1塁側ブルペンの前にも同様のスタンドが増設され、それまで無料だったのが急に入場料を徴収するようになった。最終的には2020年に外野スタンドもできて徐々にではあるがなんとなく球場と言えるシロモノにアップグレードされている。しかしそのおかげで前は自由にどこからでも立ち見できたのに、そーゆー行為は全てできなくなり前後左右をネットに囲まれた檻のような狭苦しい空間(厚かましいことにスタンドと呼ばれている)にお金を払って監禁されるという究極のドM観戦を強いられるようになった。球団からは「マニアのみなさん、これで随分見やすくなったでしょ?代わりにお金もらって良いですかな?」というドヤ声が聞こえてきそうだが、座席でじっと野球を見るのが苦手な私にとっては以前にも増してヒドイ球場になってしまった、というのが本音。なんやかんや言うてもこの球場でのベスト・シートは土手スタンドって事実は覆る気配なし。
 スタンドと呼ばれている座席は全てベンチシート。バックネット裏は金網とぶっとい支柱がどどーんと目の前に立ちはだかっていてかなり見づらい。1塁側ブルペン席、外野席もだいたい同じような環境だが、頭上に薄いタープが張られていて直射日光の直撃を避けられるのはありがたい。あと、ブルペン席は文字通りピッチャーのウォームアップと、ピッチャーとブルペンキャッチャーのやりとりが間近に見られるので外野よりのセクションの方が楽しめる(ゲームはかなに見にくいが…)。入場ゲートは川側の道路沿いにあり土手側からは球場内へ入れない。ゲートの脇にグッズショップ、バックネット裏スタンドの脇にトイレ、喫煙スペース、ヤクルトの飲料しかないショボいラインナップの自販機あり。フード類の調達は土手を上がる前にどーぞ。
 両翼100m、中堅122m。フィールドは内野が人工芝で外野が天然芝という珍しい形態。内野手はファームにいる内に人工芝の打球処理に慣れとけ、という配慮だろうか。ナイター設備は無い。スコアボードは2017年にLEDに更改され右中間に移された。豪雨などで荒川が氾濫すると球場内に水が入り込んでくる可能性があるので雨の日は注意(直近では2019年の台風19号で水没した)。
行き方:JR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和」駅から国際興業バス「武浦01」系統などの「下笹目(しもささめ)」行きで約15分、「彩湖(さいこ)・道満(どうまん)グリーンパーク入口」下車、徒歩10分。バス停から球場は見えないが民家の中を荒川の土手目指して歩いて行けばすぐわかる。あるいは武蔵浦和駅のいっこ南の「北戸田」駅からでもアクセス可能。駅西口から発着する戸田市コミュニティバスの美笹循環線で約20分、「道満(どうまん)」下車、徒歩10分。コミュニティバスなので1時間に1本しかないがイースタンリーグ公式戦の試合開始時間は13:00なので、11:50北戸田駅発のバスに乗れば余裕で間に合う。道満停留所は彩湖・道満グリーンパークの管理事務所内にあり、すぐ近くにコンビニもあるので便利。運賃は160円。また、シェアサイクル「ダイチャリ」のステーションが戸田駅西口のローソンと前述の彩湖・道満グリーンパーク管理事務にあるのでこれも利用できる。ちなみにウィキペディアでは北戸田駅から球場まで徒歩30分とあるが実際に歩くと余裕で40分かかる。(21年07月現在)
観戦したゲーム(2):
2004.03.30 イースタン公式戦 ヤクルト−湘南
2021.07.08 イースタン公式戦 東京ヤクルト−横浜DeNA

敷島公園野球場(上毛新聞敷島球場)
所在地:群馬県前橋市
開場:1932年
収容人数:20,934人

・利根川沿いの敷島公園内にある群馬県のメインスタジアム。通称「敷島球場」。プロ野球の公式戦が行われる球場にしては駅から結構離れておりアクセスが面倒。昭和7年のオープン以来何度か大規模な改装が施されており、現在の姿からはオールド・スタジアムの名残は全く感じられない。直近の2010年の大改装で外野スタンドを後ろにずらしフィールドを現行の両翼99.1m、中堅122mに広げ、地方球場には珍しくフィールドシートが設置された。
・敷島公園内には球場以外にもJリーグ・ザスパクサツ群馬のホームである正田醤油スタジアム群馬や補助陸上競技場、ばら園、スターバックスコーヒー敷島公園店などがある。
・2009年から上毛新聞社がネーミング・スポンサーになったが読売ジャイアンツが主催試合を行う際は「上毛新聞敷島球場」とは言わず正式名称の「敷島公園野球場」と呼称する。
・ジャイアンツの他にライオンズが定期的に公式戦を開催している。またBCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスも年に数試合程度だが公式戦を行う。
・球場周りのスペースが乏しいためプロ野球が行われる際は隣接する補助陸上競技場の中に飲食の売店やグッズショップ、スポンサーブースなどが出る。
・内野スタンドはポールからポールまでのフル規格で高さは端から端まで均一。バックネット裏のみわずかに屋根がかかっている。
・球場の外観や屋根はむき出しのコンクリを白にペイントしてあり、内外野のウォールのネイビーといいコントラストを醸し出している。
・外野は全てコンクリのひな壇席。シートクッションは必須。コンクリの上に座席番号のプレートがはっつけてある。最上段後方に立ち見スペースあり。
・スコアボードはバックスクリーンと一体型でセンターに配置。2014年にLEDに更改された。

行き方:JR両毛線「前橋」駅の北口バスターミナル3番乗り場から関越交通バスで約20分、敷島公園バスターミナル下車。プロ野球開催時は前橋駅や新前橋駅から無料のシャトルバスが運行される。あるいは前橋駅や新前橋駅、上毛電鉄の中央前橋駅、敷島公園バスターミナルなどにステーションがあるシェアサイクルcogbe(コグベ)も便利。(21年07月現在)

観戦したゲーム(1):
2021.07.06 セントラル公式戦 読売−中日・・・同カードの通算2000試合目

城南野球場
所在地:群馬県高崎市
開場:1936年
収容人数:12,000人

・駅から住宅地を歩いていると突如現われるオールドスタジアム。運動公園ではなく球場が単体で存在している。
・読売や埼玉西武がイースタン公式戦を定期的に開催するほか、BCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスが本拠地と位置づけており、ホームゲームのほとんどをこの球場で行っている。
・周囲に住宅が多いため応援がやかましいとよくクレームが入るらしい。そのため高崎市からの要請で20時以降は次のイニングが最終回となり打ち切りにするというこの球場独自のローカルルールが存在する。その為ナイトゲームの試合開始時間は17:00に設定されている。
・3塁側スタンドのすぐ横には国道17号のバイパスが通っていてクルマの騒音が常に聞こえる。たまーに懐かしの昭和珍走団も通るのでなごむ。

行き方:JR高崎駅の西口から南西へ徒歩15分。西口から15分ごとに運行されている高崎アリーナ行きのシャトルバスも球場へ行く。運賃は100円。(21年05月現在)

観戦したゲーム(1):
2021.05.07 BCリーグ公式戦 群馬ダイヤモンドペガサス−新潟アルビレックス

平塚球場(バッティングパレス相石スタジアムひらつか)
所在地:神奈川県平塚市
開場:1985年
収容人数:16,000人

Photo by 球場巡礼

 ベイスターズの準本拠地とも言えるオーソドックスな昭和スタイルのスタジアムで一軍の公式戦やオープン戦が定期的に行われる。また1986〜96年まではファームの本拠地だった事もあり、現在もイースタン公式戦が月に1〜2試合のペースで開催されている。市街地にある平塚市総合公園内あり、Jリーグ・湘南ベルマーレのスタジアムも隣接している。ファームの本拠地にするには少々デカ過ぎたようで1997年に横須賀スタジアムが完成するとベイスターズのファームはそちらへ移転した。ネーミング・スポンサーは地元の相模石油で2014年から現在の名称になった。自称「パレスタ」。
 一軍の公式戦を開催しているだけあってそれなりのグレードは備えている。コンクリ打ちっ放しの外観はなかなか立派な風格で県営球場並のグレード。ファームの専用球場だったとは思えないシロモノだ。照明は"HIRATSUKA"のHをかたどった2本の支柱に支えられたしっかりしたモノだが、いかんせん、球の色が昔ながらのオレンヂ色で独特の昭和っぽい暗さがある。ウォールは内外野ともスカイブルーで広告はひとつも入っていない。スタンドはU字型で高さは端から端まで均一で角度はついていない。高さがあるのでかなり見やすい。アーチ型のひさしに覆われているバックネット裏のみが背もたれ付きのひとり掛け席であとは全て背もたれのないシート。座席が細かく色分けされていて、バックネット裏がオレンヂ、その脇がイエロー、グリーン、ポール際がブルーになっている。スコアボードは2009年に電光式にリニューアルされている。カドを丸めた白い枠がレトロ。
 両翼91m、中堅120m。センターはそこそこあるが両翼が浅すぎる。フィールドは内野が土、外野は天然芝100%。ファウルエリアや外野のウォーニング・トラックにも一切人工芝が使われていないのがウレシイ。外野は全て芝生席。バックストップの白文字ペイントは以前は"HIRATSUKA"だったが15年振りに再訪したら"パレスタ"に変わっていた。
行き方:JR東海道本線「平塚」駅から北へ徒歩25分。レンタサイクルだと10分。バスだと北口バスターミナルの4番のりばから出ている神奈川中央交通バスで約10分、「平塚球場」下車。運賃は180円。(20年10月現在)
観戦したゲーム(2):
2005.04.08 イースタン公式戦 湘南−北海道日本ハム
2020.10.14 イースタン公式戦 横浜DeNA−読売

小田原球場
所在地:神奈川県小田原市
開場:1990年
収容人数:10,000人

・畑に囲まれた上府中(かみふなか)公園内にある市営球場。ベイスターズのファームが毎年必ず公式戦を行う球場で、新型コロナウィルスの影響で地方開催がなくなった2020年のプロ野球界においても唯一この球場のみ10月に公式戦が行われた。
・照明がオレンヂ色・黄色系の昭和スタイルで場内はかなり暗い。
・スコアボードはひと昔前に流行った磁気反転式。日中も夜も全然見えない…。得点経過のスペースがバックスクリーンの上部にハミ出ている。上部に"ODAWARA KYUJO"との表記あり。
・スタンドはU字型で角度はついていない。外野の途中でプッツリと切れており、その向こうは全て芝生席。スタンドの高さは端から端まで均一。
・バックネット裏にのみ白い屋根がかかっており、シートはひとり掛けの背もたれ付き。ベースライン沿いは背もたれのないひとり掛け。どちらも12列しかないがスタンドは高さがあり傾斜もあってなかなか見やすい。フェンスもそれほど高くない。
・ファウルボールが外に出ないようにスタンドを囲むようにネットが張られているが、プロ野球の試合ではほとんど意味はなくガンガン外に出ていた。
・床のコンクリが黒ずんでいたり照明が暗かったりとよく言えばレトロでノスタルジックな球場だが、しょうみ色々手を入れないとプロ野球を開催する球場としては現代ではちょっとキビシイ…。
・2020年に創設された神奈川フューチャードリームス(BCリーグ)も公式戦を行っている。

行き方:JR御殿場線「下曽我(しもそが)」駅から徒歩15分。朝夕の通勤・通学時間帯以外は基本1時間に1本しかない。

観戦したゲーム(1):
2020.10.13 イースタン公式戦 横浜DeNA−読売

鹿窪運動公園野球場
所在地:茨城県結城市
開場:19XX年
収容人数:2,400人

・鹿窪と書いて「かなくぼ」と読む。競技場やアリーナ、テニスコートなどを備えたスポーツ・コンプレックス内にある。
・2019年に創設された茨城アストロプラネッツ(BCリーグ)が2020年まで最も多くのホームゲームを行った球場。しかし2021年以降激減した。
・内外野共に全面人工芝。芝のコンディションが非常に悪い。ハゲて色あせて土が混じってこの世のモノとは思えないような絶望的な状態になっている。独立リーグとは言えこんなコンディションのフィールドで野球をやらねばならない選手に同情。
・栃木と茨城の境目なので栃木戦の時はビジターのファンも多く応援に駆けつける。
・ベースライン沿いの芝生席はフェンスが低く結構見やすい。
・両翼95m、中堅120m。ナイター設備あり。

行き方:JR水戸線「結城」駅から南へ徒歩30分。途中コンビニ有り。結城駅の北口の駐輪所ではレンタサイクル(1日500円)の貸し出しを行っている。(20年09月現在)

観戦したゲーム(1):
2020.09.22 BCリーグ公式戦 茨城アストロプラネッツ−栃木ゴールデンブレーブス・・・栃木の2B西岡・SS川アがスタメンで出場

フラワースタジアム
所在地:埼玉県鴻巣市
開場:2004年
収容人数:1,441人

・正式名称は上谷(かみや)総合公園野球場だが花々に彩られた球場ということでフラワースタジアムという愛称が与えられている。2015年に創設された埼玉武蔵ヒートベアーズ(BCリーグ)が公式戦を行うようになってからフラワースタジアムという愛称が一気に広まった(ワタシもBCリーグきっかけでこの球場の存在を知った)。
・外野の向こうに新幹線が通っており、列車が来るとスタンドにいても空気が揺れるのを感じる。
・両翼98m、中堅122m。内野は土、外野は天然芝。ナイター設備あり。外野に観戦スペースはなくウォールの向こうは外界。

行き方:JR高崎線「鴻巣」駅東口バス乗り場から朝日バスの加須駅南口行きで約10分、「上谷公園入口」で下車、徒歩10分。バス停から運動公園らしきものは皆目見えないが大丈夫。運賃は210円。駅から歩くとたっぷり1時間かかる。(20年09月現在)

観戦したゲーム(1):
2020.09.21 BCリーグ公式戦 埼玉武蔵ヒートベアーズ−茨城アストロプラネッツ・・・埼玉のリリーバー・田澤純一が登板

日立市民球場
所在地:茨城県日立市
開場:1972年
収容人数:12,000人

・正式名称は日立市民運動公園野球場。スタンド付きの競技場やアリーナ、テニスコートを備えた大規模なスポーツ・コンプレックスだが球場だけは飛び地になっている。
・市街地にあり、外野の向こうには茨城大学日立キャンパスが隣接している。
・内外野とも全面人工芝。内野の走路やウォーニング・トラックはアンツーカ色の人工芝が敷かれている。
・ダグアウトがアメリカ・スタイルになっている。つまり、ダグアウトの奥にベンチがあり、その前に選手が寄りかかれるフェンスがあるスタイル。
・全体的に老朽化は否めないがスコアボードやダグアウト、フィールドなどそれなりに金を掛けてアップグレードされている。
・両翼94m、中堅120m。内外野人工芝、照明なし。

行き方:JR常磐線「日立」駅から線路沿いに南へ徒歩40分。あるいは駅前バス乗り場から茨城交通バスの多賀駅行きで「運動公園前」下車スグ。多賀駅からも日立駅行きのバスでアクセス可。

観戦したゲーム(1):
2020.09.20 BCリーグ公式戦 茨城アストロプラネッツ−埼玉武蔵ヒートベアーズ

ファイターズ鎌ヶ谷スタジアム
所在地:千葉県鎌ヶ谷市
開場:1997年
収容人数:2,400人

Photo by 球場巡礼

 辺境の球場を指して「西の由宇、東の鎌ヶ谷」と詠われたのも今は昔。鎌ヶ谷駅から直通シャトルバスが運行されアクセスは劇的に改善された。駅からの道すがらには千葉名産の梨畑が広がり、都会の喧噪をしばし忘れて球音と名物おやぢによる超個性的なヤジを肴にリフレッシュできるオアシス的球場。敷地内には巨大な倉庫のような室内練習場や選手寮が併設されており、それらをひっくるめて「日本ハムファイターズタウン鎌ヶ谷」(どこで切るんや?)と呼ばれている。90年代のファイターズは川崎市の多摩川グラウンドで練習し、神奈川県の相模原球場で公式戦を行うというプチ・ジプシー状態を余儀なくされていたが、1997年にこの施設が完成してようやく腰を落ち着けることができたそうな。
 球団自前の施設にしては球場の外観はキチンと造ってあるし、スタンド裏のコンコースには常設の売店もあって他球団のそれと較べても明らかに別格。スタンドはダグアウトの上あたりまでしかないが、高さが結構あるので座席は十分に用意されている。しかも有難い事に座席はベンチシートではなく、全席セパレート・タイプ(背もたれはないが)。そしてさらに有難いのは隣の席との間隔が20cmくらい離れていて、この「微妙な間」が近すぎず遠からずと言った具合で非常に快適。まぁ、席なんて選びたい放題で特に隣を気にする必要なんてないワケだが、この細やかな心配りが素敵じゃないか。フェンス・ネットを視界からはずしたい人は通路より上段に座ればOK。このレベルの球場でフェンス・ネットを気にせず観戦できるなんてそうザラにあるもんじゃない。まさに贅沢の極み。これでスタンドにひさしがあればもお何もゆうこと梨。
 両翼100m、中堅122mでサイズは東京ドームと同じに造ってある。札幌への移転なんて当時は夢想だにしなかったんでしょうな。フィールドは天然芝でナイター設備はなし。外野の芝生席は普段は開放していないがオープン戦では開放されるらしい。基本的に全席自由だがバックネット裏の1列目、3塁側の端あたりは通称「ハムおやぢ」の年間指定席になっているので一般の方にはご遠慮頂いております。入場料は大人1,000円、駐車場は1回300円。チケット売り場ではファームの専属マスコット「カビー」のグッズも扱っている。
行き方:最寄り駅は東武鉄道野田線の「鎌ヶ谷」駅。ゲームのある日のみ駅前の東口ロータリーからシャトルバスが出る。時間は11:30 / 12:00 / 12:30発の計3本。もちろん試合終了後には球場から帰りのバスも出る。所要時間約10分。運賃は片道100円。(19年09月現在)
観戦したゲーム(2):
2006.09.22 イースタン公式戦 北海道日本ハム−東北楽天
2019.09.23 イースタン公式戦 北海道日本ハム−読売・・・ファイターズ・實松の引退試合

ナスパ・スタジアム
所在地:千葉県成田市
開場:2010年
収容人数:X,000人

・球場名のナスパ(NaSPA平山建設)は地元・成田市の建設会社で球場のネーミング・スポンサー。球場自体の建設も請け負った。
・千葉ロッテマリーンズの二軍が「成田スカイシリーズ」と銘打ち毎年主催試合を開催している。成田山新勝寺や成田空港会社がスポンサーとなり、成田市あげての一大イベントとなっている。シリーズは2008年に始まり、最初の3回は成田市営大谷津(おおやつ)球場で行われた。
・外野が人工芝
・内野のバックネット裏のみ背もたれ付きの一人掛けイスで、白いタープ状の屋根がかかっている。内野のベースライン沿いはひな壇のある芝生席、外野は盛り土による芝生席。

行き方:京成成田駅中央口バスターミナルから千葉交通バスの吉岡線・佐原粉名口行きで吉岡大慈恩寺前下車、さつまいも畑の中を徒歩30分。あるいは東口バスターミナルから成田市コミュニティバスの津富浦ルートで約30分、B&G海洋センター下車、徒歩5分。ただしB&G海洋センターへ行くバスは行きが1日1本、帰りが1日2本と本数が限られているので、それ以外の場合は大栄(たいえい)診療所で下車、徒歩25分。運賃は200円。(19年08月現在)

観戦したゲーム(1):
2019.08.03 イースタン公式戦 千葉ロッテ−東北楽天・・・第12回成田スカイシリーズ

たつのこスタジアム
所在地:茨城県龍ケ崎市
開場:2010年
収容人数:4,000人

・正式名称は龍ケ崎市野球場。
・総合運動公園内にあり、体育館(たつのこアリーナ)、陸上競技場(たつのこフィールド)が隣接している。
・2019年6月のイースタンリーグ公式戦 ファイターズ×ジャイアンツが初めてのプロ野球開催となった。

行き方:ゲームのある日はJR常磐線「佐貫」駅の東口から関東鉄道バスの「総合運動公園」行きの臨時便が出る。運賃は片道210円で所要時間は30分前後。体育館の脇に発着する。(19年06月現在)

観戦したゲーム(1):
2019.06.23 イースタン公式戦 北海道日本ハム−読売・・・初のプロ野球開催

土浦市営球場(J:COMスタジアム土浦)
所在地:茨城県土浦市
開場:1950年(2017年全面改修)
収容人数:13,240人

photo by 球場巡礼

・正式名称は川口運動公園野球場。通称「土浦市営球場」。2017年4月にネーミング・スポンサーが付きJ:COMスタジアム土浦となった
・霞ヶ浦湖畔に位置する川口運動公園内の老舗球場。スタンドから湖面が見える。
・2005年に外野を両翼99m、中堅122mに拡張、2012年にスコアボードがパネル式から磁気反転とLEDの併用式に更改。
・2019年に開催される茨城国体に合わせ20億円を投じた大改修が行われた。スタンドを一旦ぶっこわして全く新しいものに建て替え、ナイトゲームに対応できる照明設備を設置するなどして完全に別の球場に生まれ変わった(2017年7月1日にリニューアル・オープン)。
・ライトポールの向こうは道路を挟んで土浦港の船だまりになっており、130mくらいかっとばしたら霞ヶ浦に飛び込むスプラッシュ・ヒットが狙えそう。
・2017年9月に牛久市とここ土浦でファイターズ二軍による初めての茨城シリーズ2連戦が行われ、以降このシリーズは毎年の恒例となっている。

行き方:JR常磐線「土浦」駅の東口から徒歩10分弱。

観戦したゲーム(2):
2017.09.03 イースタン公式戦 北海道日本ハム−千葉ロッテ
2019.06.22 イースタン公式戦 北海道日本ハム−読売

横浜DeNAベイスターズ総合練習場
所在地:神奈川県横須賀市
開場:1987年
収容人数:367人+立ち見

・通称「ベイスターズ球場」。年に数試合イースタンの公式戦が行われる。横浜大洋ホエールズ時代に開設された。
・照明はない。
・スタンドはバックネット裏のみでネットにおおわれている。スタンドの脇にベンチが1列だけ置いてあり、そのあたりで立ち見もできる。
・3塁側(ベイスターズ側)にブルペンやクラブハウス、選手寮があり、その裏は横須賀港になっている(海上自衛隊の艦船が停泊しているのが見える)。
・1塁側(ビジターチーム側)のブルペンはファウルエリアにある。
・1塁側のベースライン沿いは芝生席になっているが一般には開放されていない。
・外野に観戦スペースはない。
・2018年をもって閉鎖され、ベイスターズの練習場は横須賀スタジアムのある追浜公園内に新設された施設に移る。

行き方:京浜急行本線「安針塚(あんじんづか)」駅から徒歩約15分。駅前のスーパーマーケット以外に食料の調達できるところはない。JR横須賀線「田浦(たのうら)」駅からでも歩ける。

観戦したゲーム(1):
2019.04.22 イースタン公式戦 横浜DeNA−東北楽天

横須賀スタジアム
所在地:神奈川県横須賀市
開場:1997年
収容人数:5,000人

Photo by 球場巡礼

 追浜運動公園野球場を全面改築して1997年に完成。これを機にそれまで平塚市にある平塚球場を本拠地にしていた横浜のファームが引っ越してきた。通称「おっぱま」。残念ながら「スカスタ」と言う人はほぼいない。白とライトブルーを基調にした横須賀らしい清潔感のある小球場で、フェンスの高さがやや気になるが最上段に座れば切れ目もあるので座る場所さえ間違えなければまぁまぁ観戦しやすい。座席はインフィールドが背もたれ付きの一人掛け、アウトフィールドがお約束のベンチシートになっている。外野は芝生席になっているが普段は解放されていないようだ。ファームの本拠地にしてはキャパが多すぎるような気がするが、よそのファームの球場と違って「スタジアムでプロ野球を見ているッ」という気分になれるのが特徴。球場から道路一本を隔てたすぐ隣のマンションの住民になるとシーズンパスを買わずとも全試合ベランダからタダ見できるという特典付き。
 両翼98m、中堅122m。フィールドは全面人工芝。ナイター設備完備だが照明が4基しかないのが気になる(通常はどこでも6基)。しかもその照明がどう見ても低くてどうにも眩しい。4基しかないので光量を有効に使おうと思い低くしたのだと思うが、フィールドに選手の影ができてしまい違和感アリアリ。どうにかなりませんかね?バックストップに白文字で"YOKOSUKA"のペイントあり。入場料は大人1,000円。
 ちなみに横浜のファームは2000年からチーム名を湘南シーレックスと改め、ついに日本にもファームのマイナーリーグ化時代到来か!と期待させられたが、経費がかさむなどという理由で2010年いっぱいで廃止となり、現在は何事もなかったかのように普通に横浜DeNAベイスターズと名乗っている。
行き方:京浜急行本線「追浜(おっぱま)」駅から徒歩約15分。駅を出て商店街をひやかしながらボチボチ歩いていると左側に球場が見えてくる。駅からひたすら一本道なので絶対に迷う事はない。
観戦したゲーム(3):
1999.08.11 イースタン公式戦 横浜−千葉ロッテ
2005.04.09 イースタン公式戦 湘南−北海道日本ハム
2019.04.21 イースタン公式戦 横浜DeNA−東北楽天

東京ドーム
所在地:東京都文京区
開場:1988年
収容人数:46,000人

photo by 球場巡礼

 MLBに遅れること23年、日本初の屋根付き球場は後楽園球場にかわり読売と日本ハムのホームとして1988年にオープンした。MLBミネソタ・ツインズの旧ホームだった"Metrodome"と同じくドーム内の気圧を上げて屋根を持ち上げるタイプで、出入口は空気が漏れないように回転ドアになっている。メトロドームと違うのはオープン・コンコースを採用している点。これのお陰で立ち見でも案外いいアングルで観戦できる。完成した時は「全天候型多目的ドーム」という聞き慣れない言葉に明るい未来を感じたものだが、まさかコイツが野球観戦をここまで味気ないものに変えてしまうとは思いもしなかった。その後の国内のドーム球場建設ラッシュは周知の通りだが空気膜構造のドームはここだけ。
 スタンドは基本的に2層に分かれおり、中2階はスイートになっている。2層目はネット裏が最も列数が多く、外野に行くに従って列数が減ってゆくタイプ。ポールを巻き込んで外野席の上まで客席が壁面にへばりついてるのはかなりおもしろい構造だと思う。外野席のみ全てベンチシートで、1階のネット裏座席などはクッションが効いているお大尽仕様。シートは鮮やかなブルーで統一されており、見た目・座り心地ともに悪くはないが前後のピッチは狭い。開場当時、キャパは甲子園球場を意識してかその上を行く56,000人と発表されていたが、実際はギュウギュウに詰めに詰め込んでも約46,000人くらいしか入らない。
 両翼100m、中堅122m。完成当時は国際基準を満たす日本唯一のフィールドだったが実は左中間・右中間のふくらみが全くなくほぼ直線になっているのでスタンドまでの距離は実質短い。今ではそれがバレてむしろホームランが出やすい球場として認識されている。空調が完備されているので空気が乾燥しているのもホームランが出やすい要因だろう。フィールドは全面人工芝。常打ちの読売以外では札幌に移転した北海道日本ハムがセンカンド・ホームとして年に3カードほど主催試合を行う。また楽天やオリックス、ソフトバンク、ロッテ、西武などのパ・リーグ勢がイベント的に公式戦を開催することもある。北米の4大スポーツではMLBとNBAの公式戦が行われたほか、NFLのプレシーズンゲームも行われている。ドーム内には後楽園時代から引き継いだ野球体育博物館が併設。
行き方:JR総武線「水道橋」駅下車、徒歩5分。あるいは地下鉄・大江戸線「春日」駅、三田線「水道橋」駅、東京メトロ・丸ノ内線&南北線「後楽園」駅からも行ける。最寄り駅が多く、交通の便は格段に良い。
観戦したゲーム(10):
2017.11.18 アジアプロ野球チャンピオンシップ 台湾−日本
2018.04.14 セントラル公式戦 読売−広島
2019.03.17 MLB開幕戦プレシーズンゲーム 読売−シアトル・マリナーズ

柏の葉公園野球場
所在地:千葉県柏市
開場:2010年
収容人数:12,000人

・マリーンズのファームが定期的に公式戦を行う。
・照明がない。
・屋根もない。

行き方:JR常磐線・東武鉄道東武アーバンパークライン「柏」駅の西口バスターミナル2番乗り場から東武バスの柏の葉キャンパス駅行きか国立がん研究センター行きで「東大前」下車、スグ。あるいはつくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅から徒歩20分。

観戦したゲーム(1):
2018.08.05 イースタン公式戦 千葉ロッテ−東北楽天

千葉マリンスタジアム(ZOZOマリンスタジアム)
所在地:千葉県千葉市
開場:1990年
収容人数:30,119人

・クッキーカッター・スタジアム

行き方:JR京葉線「海浜幕張」駅下車、徒歩15分。あるいはマリーンズのゲームのある日はプレナ幕張前から京成バスの直通シャトルが運行されており5分で到着する。運賃は現金で払う場合は片道100円、ICカードでピッとする場合は片道165円。(18年06月現在)

観戦したゲーム(3):
2000.10.06 パシフィック公式戦 千葉ロッテ−福岡ダイエー
2018.06.02 セ・パ交流戦 千葉ロッテ−広島
2018.06.24 パシフィック公式戦 千葉ロッテ−埼玉西武・・・マリンフェスタ

浦安市運動公園野球場
所在地:千葉県浦安市
開場:2017年
収容人数:人

・全面人工芝

行き方:JR京葉線「舞浜」駅下車、徒歩15分。

観戦したゲーム(1):
2018.06.23 イースタン公式戦 千葉ロッテ−横浜DeNA・・・6回終了後降雨コールド

栃木県総合運動公園野球場
所在地:栃木県宇都宮市
開場:1979年
収容人数:15,370人

photo by 球場巡礼

・通称「栃木県営球場」。1988年に清原球場が完成するまでは栃木県のメイン球場だった。
・陸上競技場、サブ球場3面、遊園地や植物園も併設されている広大なスポーツ・コンプレックスの中にある。
・現在のは初代球場の跡地に建て直された2代目。初代は1949年にオープンし、1977年に解体された。
・2014年にスコアボードをLED式に更改。2022年の栃木国体に向けてスタンドの改修が予定されている。
・ダブルデックの立派なスタンドを備え、アッパーデックには屋根もついている。デーゲームでも日陰が多く観戦環境はかなりいい。
・2017年からBCリーグに加盟した栃木ゴールデンブレーブスが頻繁に主催試合を行っている。

行き方:東武鉄道宇都宮線「西川田」駅の東口から徒歩15分。あるいはJR宇都宮線「雀宮(すずめのみや)」駅から西へ徒歩35分。東武鉄道は1時間に2〜3本くらいしかないので乗り継ぎ的にはJRの方が便利。

観戦したゲーム(1):
2017.09.02 BCリーグ公式戦 栃木ゴールデンブレーブス−新潟アルビレックス

大宮公園野球場
所在地:埼玉県さいたま市
開場:1934年(1992年全面改修)
収容人数:20,500人

photo by 球場巡礼

・通称「県営大宮球場」。
・2008年からアタマに埼玉という看板を掲げて西武沿線の呪縛から解き放たれた新生「埼玉西武ライオンズ」が準本拠地として年に3試合ほど公式戦を行っている(ただし土日祝の開催はない)。
・右中間のすぐ後ろに大宮公園サッカー場(NACK5スタジアム大宮)があるので右中間スタンドはかなり狭く、最狭い箇所にはお客さんをいれていない。また芝生席にしては傾斜がありすぎるため、右中間のみ芝生の階段席になっている。
・戦前からある球場だが現在のスタンドは1992年に全面的に建て替えられたもの。

行き方:「大宮」駅東口から徒歩20分。あるいは東武鉄道野田線「大宮公園」駅から徒歩10分。

観戦したゲーム(1):
2017.08.25 パシフィック公式戦 埼玉西武−オリックス

長嶋茂雄記念岩名球場
所在地:千葉県佐倉市
開場:1974年
収容人数:7,000人

・メインスタンドは2000人収容で、ベースライン沿いの内野芝生席に2000人、外野芝生席に3000人詰め込んで7000人という勘定らしいが、リニューアル・オープンとなった2017年6月のイースタンリーグ公式戦では90%くらい入って観客数は3200人だった。なので、多く見積もってもキャパは3500人くらいが現実的な数字だと思われる。

行き方:京成電鉄本線「京成佐倉」駅から徒歩25分。プロ野球開催時には駅前からシャトルバスが運行され、運営協力費として片道100円が徴収された。

観戦したゲーム(1):
2017.06.04 イースタン公式戦 読売−千葉ロッテ・・・長嶋茂雄が始球式のバッターとして登場

ひたちなか市民球場
所在地:茨城県ひたちなか市
開場:1956年
収容人数:11,289人

・ひたちなか市総合運動公園内にあるので正式名称はひたちなか市総合公園市民球場。
・1990年に勝田(かつた)市民球場としてオープンしたが1994年に勝田市と那珂湊(なかみなと)市が合併してひたちなか市が新設されたため名称も現行のものに改められた。
・オープンコンコース、ダブルデックを採用した非常に見やすい球場。

行き方:JR常磐線「勝田」駅の東口バスターミナル2番乗り場から茨城交通バスの海浜公園南口行き、あるいは中央研修所行きで約15分、「市民球場入口」下車、徒歩15分。運賃は片道400円。プロ野球開催時は球場の前まで行く直通シャトルバスが運行される。(17年06月現在)

観戦したゲーム(1):
2017.06.03 イースタン公式戦 読売−千葉ロッテ

八王子市民球場(ダイワハウススタジアム八王子)
所在地:東京都八王子市
開場:1956年
収容人数:11,289人

photo by 球場巡礼

・富士森公園内にあり正式名称は「富士森公園野球場」。大和ハウス工業がネーミング・ライツを獲得し、2016年6月1日から「ダイワハウススタジアム八王子」の愛称が与えられた。
・キャパは11,289人でその内訳は内野が3,126人、外野が8,163人となっている。
・長らくプロ野球から遠ざかっていたが2012年に両翼を91mから現在の98mに拡張し、それを記念して同年5月6日に10年振りとなるイースタン公式戦が行われた。

行き方:JR中央本線「西八王子」駅から徒歩15分

観戦したゲーム(1):
2016.09.11 イースタン公式戦 読売−横浜DeNA

秋津野球場(第一カッター球場)
所在地:千葉県習志野市
開場:1984年
収容人数:10,000人

photo by 球場巡礼

・秋津総合運動公園内。外野側にサッカー専用スタジアムが併設。
・キャパ10,000人の内訳はメインスタンド1,800人、内野芝生席3,000人、外野芝生席5,200人だそうです。そんなに入るとは全く思えませんが大本営の発表なのでこれが公式です。
・2004年11月にプロ野球マスターズリーグの札幌アンビシャス−福岡ドンタクズ戦が行われたことはあるが、プロ野球の公式戦は2016年9月10日のイースタン マーリンズ−ライオンズ戦が初の開催。同年6月25日の方が先に予定されていたがこちらは雨で中止となった。
・2018年4月から併設のサッカー場とともに第一カッター興業がネーミング・スポンサーとなり、愛称が「第一カッター球場」となった。

行き方:JR京葉線「新習志野」駅から徒歩10分。駅のホームからすぐそこに見えているが、湾岸道路が通っているため迂回して歩道橋でまたぐ必要有り。

観戦したゲーム(1):
2016.09.10 イースタン公式戦 千葉ロッテ−埼玉西武・・・初のプロ野球開催

読売ジャイアンツ球場
所在地:神奈川県川崎市
開場:1985年
収容人数:4,000人

・読売ジャイアンツ2軍・3軍の本拠地。イースタン公式戦が行われるようになったのはオープンの翌年、1986年から。
・2011年にナイター設備が増設され、夏場に16時開始のトワイライト・ゲームが行われるようになった。

行き方:京王電鉄相模原線「よみうりランド」駅から坂をひたすらのぼって徒歩15分

観戦したゲーム(1):
2016.09.09 イースタン公式戦 読売−横浜DeNA

横浜スタジアム
所在地:神奈川県横浜市
開場:1978年
収容人数:28,966人

photo by 球場巡礼

 アベックの聖地・山下公園やチャイナタウンが近くにあり、遠征ついでに観光もできてしまうロケーションが魅力の多目的スタジアム。照明がYOKOHAMAの"Y"をかたどったデザインになっていることで有名。かつて横浜公園内にあった平和球場(*)の跡地に建設され、以前はよくアメフトの試合も行われていた。通称「ハマスタ」。2005年に内野フェンスが根こそぎ取っ払われ、野球好きの間では首都圏で最も観戦しやすい球場だと言われている。
 野球場としてすっかりお馴染みだが基本的には多目的スタジアムなので、実は可動式の内野スタンドをどけるときれいな円形のフィールドとスタンドが姿を現す。そのためベースボール仕様の場合、内野やバックストップのファウルエリアが異常に広く、その代わりポール際のファウルエリアは大リーグの球場並みに狭い。スタンドはすり鉢状だがバックスクリーンあたりの列数に較べ内野席の列数が圧倒的に多い変則タイプ。座席は以前は全てオレンジ色の固定イスだったが、こいつがあまりにも狭くて行き来もままならん、と不評につぐ不評。ほんだら変えよか、と言うことで、2007年からバックネット裏の下段のみ座席幅の広い、アメリカンサイズの跳ね上げ式シートがインストールされた(この座席はチームカラーのブルーでペイントされている)。実際座ってみるとかなりゆったりしてるわ、背もたれの具合はよろしいわ、カップホルダーはついてるわで、正直、オレンジの席とは隔世の感がある。1軍の試合では結構なお値段になるのでファームの試合の時に是非ご堪能して頂きたい。横浜公園はオフィス街の中にあるのでスタジアムからの眺望はほとんどが雑然としたオフィスビル。しかもちょっと昭和チックな古めのビルディングが多いので、そこだけ時間が止まっているような、何か中途半端に懐かしいアナログな雰囲気が感じられる。
 両翼94m、中堅118m。両翼が狭いのだがそこは5mの外野フェンスでなんとか補っている。フィールドは全面人工芝(2003年からアメリカのFieldTurf社製のフカフカ系に張り替えられた)だが2017年以降に天然芝に貼り替える構想がある(らしい)。フェンス際のウォーニング・トラックと塁間は土色にペイントされており、またフィールド部分も芝刈り機の跡を模したような色分けがなされている。バックストップにレトロな書体で"yokohama"のペイント有り。スコアボードもよく見ればかなりレトロ。スコアのところにヒット数やエラー数とともにLOB(残塁)の数が常時表示されているのはかなり珍しい。名物は球場独自のオリジナル・パッケージを使用した「崎陽軒のシウマイ弁当とかき氷にみかんの缶詰をぶっかけた「みかん氷」。
*横浜公園平和野球場・・・1929年に横浜公園野球場としてオープン。戦時中に一時閉鎖された後、アメリカ軍によって接収され名前をルー・ゲーリック・スタジアムに改称(1934年にベーブ・ルース、ゲーリッグ、沢村栄治らが参加した伝説の日米親善試合が行われたことによる)。はっきり言ってメチャクチャかっちょいい名前なのでずっとそのままでも良かったのだが、米軍から返還されてから横浜公園平和野球場になった。1948年に日本で初めてプロ野球のナイトゲームが開催された球場としても有名。
行き方:JR根岸線「関内」駅下車スグ。JR横浜駅から2駅。
観戦したゲーム(4):
2008.09.13 イースタン公式戦 湘南−読売
2016.07.02 セントラル公式戦 横浜DeNA−広島
2016.07.03 セントラル公式戦 横浜DeNA−広島

牛久運動公園野球場
所在地:茨城県牛久市
開場:1983年
収容人数:3,800人

photo by 球場巡礼

・2019年の茨城国体で軟式野球の会場になる予定。
・国体開催に向けて平成23年から大改装をスタート。フィールドは両翼93m、中堅112mから両翼100m、中堅122mに拡張。スコアボードはLEDになり、200人くらいしか収容できなかったスタンドは立派に生まれ変わった。改修工事は2016年3月に完了し、2016年4月24日のイースタン・リーグ公式戦にてリニューアル・オープンとなった。
・球場のデザインはマツダスタジアムでおなじみの環境デザイン研究所が手掛けた。ブラウンにペイントされたモダンな外観はどことなくマツダスタジアムに似ている。
行き方:JR常磐線「ひたち野うしく」駅下車、徒歩約20分。新興住宅街の中を抜けていく。駅前に大型スーパーあり。
観戦したゲーム(1):
2016.04.24 イースタン公式戦 千葉ロッテ−横浜DeNA

明治神宮球場
所在地:東京都新宿区
開場:1926年
収容人数:31,828人

Photo by 球場巡礼

・都会の中にある昔ながらの屋外野球場で正式名称は明治神宮野球場。宗教法人が所有している珍しいスタジアムである。国立競技場、秩父宮ラグビー場、東京体育館など日本を代表するスポーツ・ファシリティがひしめく神宮外苑スポーツ・コンプレックスの一画にある。
・大正15(昭和元)年のオープンで、日本はもとより世界レベルでも屈指のオールド・スタジアム。残念ながら内部に当時を思わせるような名残はないが、外のアーチ状の回廊はこの球場独特のもので昭和モダニズムを感じさせる。
・今更言うまでもないが基本的には東京六大学野球のための球場で職業野球が入居してきたのは1962年になってから。最初は東映フライヤーズ(現在の北海道日本ハムファイターズ)がやってきたが2シーズンだけ過ごしたあと、さっさと後楽園球場へ移っていった。フライヤーズと入れ替わりに1964年に入ってきたのが現在のテナントであるスワローズ。以来、居候の身ではあるが完全に外苑の住人として定着している。
・球場の所有者が宗教法人のため場内に他の宗教系広告は一切ない。他の球場には必ずあるナントカ新聞もない。
・開場から長らくは土のフィールドだったが1982年に人工芝がインストールされ、同時に内装が神宮の象徴とも言えるスカイブルーにペイントされた。以後、多少の改修はちょこちょこ行われているが、基本的に現在見られるカタチはとなったのはこの年から。
・バックネット裏の2階スタンドはなんだか20世紀初頭のアメリカの球場を思わせるようでかなりかっちょいい。スタンド全体を覆っている屋根の角度や支柱のムキ出しっぷりが完全に日本離れしている。戦前からあるものかしら?と思わせといて、実は1961年に増設されたとのコト。にしてもセンス良すぎ。
・バックネット裏の2階席が唯一屋根のかかっている場所。他の席の人は雨が降ってくるとスタンド裏コンコースしか逃げ場はない。
・フィールドは2008年に拡張され、両翼101m、中堅120mのフルサイズになった。実は開場当時は現在とほとんど変わらないサイズだったのだが(両翼100m、中堅118m)、あまりにも広すぎたので1967年に両翼を91mに縮めている。神宮は元から狭かったのではなく、広かったのを一度ちっこくしていたのだった。
・全面人工芝。塁間は土が入っているのではなく人工芝に着色しているだけ。コレ、なんか意味あんの...?
・オレンジ色の文字で薄暗い感じだったスコアボードは2008年から全面LEDビジョンになって見違えるように明るくなった。表示のレイアウトは基本的には旧スコアボードとほぼ同じ並びになっている(ただし出場全選手の打率・本塁打数は常時表示されなくなった)。
・スタンドは傾斜があまりなくなだらかな感じ。よって高さもあまりなく、スタンドの最後尾にはボールが外へ飛び出さないように防球ネットが張ってある。
・照明はよりフィールドに近くなるように直角に内側に折れ曲がっている。野球場の照明灯は垂直に立っているものが多いので、この手のタイプは珍しい。

行き方:地下鉄・銀座線「外苑前」駅下車、徒歩5分。駅から球場までの道中にはコンビニや飲食店、弁当屋が並ぶ。JRでアクセスする場合は中央線・総武線の「信濃町(しなのまち)」駅が最寄り。球場まで公園の中を通って徒歩15分弱。

観戦したゲーム(3):
2000.10.07 セントラル公式戦 ヤクルト−横浜
2010.10.03 セントラル公式戦 東京ヤクルト−横浜
2012.05.05 セントラル公式戦 東京ヤクルト−広島

桐生球場
所在地:群馬県桐生市
開場:1969年
収容人数:15,917人

Photo by 球場巡礼

 軟式野球・ソフトボール用のグラウンド4面、テニスコート、アリーナなどが併設されている桐生市運動公園内にあるB級スタジアム。森高千里の歌でお馴染みの渡良瀬川が近くに流れ、スタンドからは群馬の山並みが見渡せる長閑な環境。外観はどこにでもあるような素っ気ない佇まいで期待感を全く起こさせないのだが、実はこの球場、劇的に見やすい。ファウルエリアが少々広いがこれほど見やすい球場はなかなかお目にかかれない。まずスタンドだが、直線ではなくフィールドをぐりんと囲むように緩やかなカーブを描いている。このタイプのスタンドはポールまで一直線になっているタイプに較べると視野が立体的に感じられ格段に見やすい。そして特筆すべきはフェンスの低さ。内野はだいたい子供の肩くらいまでしかなく、バックネット裏以外はどこからでもフィールドがくっきり見えてゲームに集中できる。外野に至ってはフェンスはない。一見しただけではこの球場の良さは伝わらないと思うが、実際座ってみるとよくわかる。視線を遮るものがなく、空とフィールドが大画面で迫ってくる眺めは爽快。桐生市は高校野球の強豪校がひしめいていることから自らを「球都」と名乗っているらしい。これだけの好条件が揃っている球場がサラリとあるなんてさすが球都。
 両翼90m、中堅120m。センターは深いがその割には両翼が浅いか。フィールドは天然芝でナイター設備はない。外野は芝生席でかなり広めにとってある。21世紀になってリニューアルされた電光のスコアボードはセンターではなく右中間に設置されている。外野スタンドの向こうには上毛線が走っており、線路の向こうは民家が並ぶ。BCリーグの群馬ダイヤモンドペガサスが定期的に公式戦を行っている。
行き方:上毛電鉄上毛線「桐生球場前」駅、わたらせ渓谷線「運動公園」駅からそれぞれ徒歩約5分。
観戦したゲーム(1):
2008.09.15 BCリーグ公式戦 群馬ダイヤモンドペガサス−富山サンダーバーズ

太田市民球場
所在地:群馬県太田市
開場:1979年
収容人数:10,000人

Photo by 球場巡礼

 太田市運動公園内にあるので正式名称は太田市運動公園野球場。太田市を本拠地としている社会人野球の強豪・富士重工の練習グラウンドとして有名だが、2008年からBCリーグに加盟した群馬ダイヤモンドペガサスもたまに公式戦を行う。敷地内には立派なスタンドを持つ陸上競技場、アリーナ、サッカー/ラグビーの練習用グラウンドが併設されており、陸上競技場では社会人ラグビー(トップリーグ)の試合が組まれることもある。
 外観はコンクリが黒ずんで良い感じのクタビレようなのだが中に入ってみるとまさかまさかの全面人工芝。以前は土と芝の普通のフィールドだったが2002年にセキスイ社製のロングパイル人工芝「ドリームターフ」がインストールされてがっかりの見た目になってしまった。スタンドは至って簡素。ベンチシートの座席があるのは屋根のかかっているバックネット裏と内野スタンドだけで、その向こうはムキだしのコンクリ席。コンクリ席の向こうは外野席も含めてきれいにメンテナンスが行き届いた芝生席になっている。芝生の美しさと人工芝のドクドクしさのコントラストが素晴らしい。スタンドはポールの手前あたりからカーブを描いていて内野・外野は分断されず地続きになっている。この球場はスタンドの高さがない割にはフェンスが高く、内外野ともだいたいどこに座ってもフェンス越しの観戦となる。目障りなフェンスに不気味な色の人工芝。こんな環境でお金払って野球見るヒトなんてのはよっぽどのドMに違いない。
 両翼90m、中堅120m。ナイター設備あり。バックストップには白で"OTA CITY"のペイント有り(ヲタ・シティと読んではいけない)。球場の外周には名球会員12名の訪問を記念した名球会「来太」記念碑がある。大阪に来ることを「来阪」と言うが、やっぱし太田に来ることを当地では普通に「来太」と言うのね...。
行き方:東武鉄道小泉線「竜舞(りゅうまい)」駅下車、徒歩約15分。また、東武鉄道伊勢崎線「太田」駅南口から球場まで行くバスが出ている。
観戦したゲーム(1):
2008.09.14 BCリーグ公式戦 群馬ダイヤモンドペガサス−富山サンダーバーズ

上柚木公園野球場
所在地:東京都八王子市
開場:2000年
収容人数:3,000人

Photo by 球場巡礼

 近年都市近郊に勢力を伸ばしている典型的な3,000人規模の公営球場。丘陵地帯の新興住宅地に囲まれ、陸上競技場やテニスコート、ソフトボール場を備える上柚木(かみゆぎ)公園内に位置する。プロ野球デビューは2001年のコスモス・リーグ(秋季教育リーグ)。以来、イースタンの試合がちょこちょこ組まれている。
 ルックスは見ての通り当世風の良くもなく悪くもない、まぁ平凡な造り。高いフェンスとフィールドを見下ろすスタンドが実際以上にプレイを遠く感じさせるという近年ありがちな構造。メインゲートは1塁側の内野と外野の間に設置されている。球場の外周には遊歩道が敷かれているが、バックネット裏あたりで道が何故か不意に行き止まりになり一周するコトはできない(その雑木林には「マムシに注意!」という看板が...)。スタンドには屋根がないので、デーゲームしかできない球場にもかかわらず日差しを避けられる場所は一切無い。座席はバックネット裏の一部のみVIP仕様の背もたれ付き一人掛け、それ以外は全てベンチシート。スタンドの中段と最上段に通路があり、最上段通路での立ち見なら辛うじてフェンスを避けて観戦できる。スタンドからの眺望は郊外のニュータウンそのもの。1塁側に色とりどりのマンション群、3塁側にはまだ開発されていない雑木林。そして球場はお約束通り、まるで巨大な鳥かごのごとく防球ネットが周囲に張り巡らされいる。
 両翼98m、中堅122m。フィールドは天然芝でナイター設備はない。外野席は一応芝生になっているがかなり狭そう。外野の外周は目隠しのための垣根があまりないので遊歩道から丸見え状態。実際、イス持参でタダ見をキメこんでいる地元民もちらほら...。
行き方:京王電鉄相模原線「南大沢」駅下車、徒歩20分。駅前の東京都立大学を抜け、マンションの間を抜けて行くのでちょっとわかりにくいかも知れない。バスで行く場合は駅前のバスターミナルから京王バスの八60系統「八王子駅南口」行で約5分、「陸上競技場前」下車。
観戦したゲーム(1):
2008.04.12 イースタン公式戦 東京ヤクルト−読売

さいたま市営浦和球場
所在地:埼玉県さいたま市
開場:1954年
収容人数:9,160人

Photo by 球場巡礼

 ファームの地方球場ではかなり知られた存在で、埼玉県内の練習場をホームにしているロッテ、ヤクルトが以前は頻繁に公式戦を開催していた。浦和や戸田のあの環境で見るよりは、お金を払ってでもキチンとしたスタンドで観戦できる方が個人的には嬉しい。元は浦和市営球場と呼ばれていたが、2001年に浦和・大宮・与野の三市が合併して「さいたま市」になったついでに球場名も改められた。普通の住宅街の中に忽然と姿を現す浦和総合運動場内にあり、Jリーグ・浦和レッズの駒場スタジアムもすぐ近くにある。黒ずんだコンクリ打ちっ放しの外観が見るからに古そうだが、実際に開場から50年以上も経過している年代物。特徴はまるでなく全くプレーンなBマイナー級スタジアムだ。スタンドは内野までのショート・バージョンで、バックネット裏にのみデザインもへったくれもない平べったい屋根がついている。座席は基本的に全てベンチシートだが、卑しくもネット裏中央上段の(常に日陰になる)1セクションのみ一人掛けVIP席仕様になっている。ここだけはシートがオレンジ色にペイントされて目立つので、近くを通る際は座っているヤツの顔を羨ましそうにジロジロ見ながら通り過ぎましょう。古い球場なので防球フェンスは低く、バックネットも最小限で視界は頗る良好。観やすさ指数は余裕で浦和・戸田を凌ぐ。
 両翼93m、中堅120m。フィールドは天然芝でナイター設備はない。外野側スタンドと外野席は芝生席ではなくコンクリの階段席。スコアボードとバックスクリーンは一体型でセンターに設置されている。外野をグルっと取り巻くように目隠しの樹が植えられているので、スタンドからの眺めは住宅街の割には落ち着いたいい感じになっている。
行き方:JR京浜東北線「北浦和」駅下車、徒歩15分。
観戦したゲーム(1):
2005.04.10 イースタン公式戦 ヤクルト−東北楽天・・・さいたま市・岩槻市合併記念シリーズ第2戦

やまぶきスタジアム
所在地:埼玉県さいたま市
開場:2003年
収容人数:3,331人

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 正式名称はさいたま市営川通公園野球場。そのままではどおもおカタイので市の花からとった愛称を付けてみたが、いかんせん、どっちにしてもインパクトに欠ける凡庸な名前になってしまった。通称やまスタ。イースタン・リーグ王国埼玉が誇る最新のスタジアムで2004年に開催された「彩の国まごころ国体」に合わせて建設された。こけら落としは2003年4月20日のヤクルト−読売戦(もちろんイースタン戦)。球場の外周は整備された散歩道になっていて遊具を備えた公園も併設されているが、一歩外に出るとあたりは一面田んぼだらけ。スタンドからの風景も送電線やガスタンクなど典型的な郊外の風景が広がっており、非常にのんびりとしたカントリー・サイドな雰囲気に包まれております。ハイ。
 スタンドは内野までしかないショート・バージョンでその先はブルペンになっている。バックネット裏が背もたれ付きの一人掛け、1・3塁側の内野席は全てベンチシート。座席が6段までしかなくスタンドに高さがないので仕方ないが、残念ながらどこに座ってもネット・フェンス越しの観戦になってしまう。フェンスさえ低ければ悪くない球場なのだが、近年増殖中の量産型スモール・スタジアムにそれを望むのはムダという事も球場マニアの間では最早常識。
 両翼95m、中堅122m。フィールドは天然芝でナイター設備有り。外野の芝生席は通路が2本もあって往来しやすい。メタリックな塗装&メカっぽいデザインの照明がさりげなくカッコイイ。外観やインテリアは清潔なイメージを思わせるブルーとホワイトで統一されており、照明も含めてなんとなく設計者のコンセプトは感じられる。
行き方:東武鉄道野田線「東岩槻」駅下車、徒歩35分。駅を出て踏切を渡り、ひたすらまっすぐ。道中には何の目印も道案内板もないので不安に駆られるだろうが、とりあえず恐れずにまっすぐ進むとやがて国道16号線にあたる。国道までたどり着けば球場は自ずと眼前に姿を現す。東武野田線「岩槻」駅からでもバスと徒歩の合わせ技でアタックできるが、いずれにしろ駅から球場までの公共の交通機関はない。
観戦したゲーム(1):
2005.04.09 イースタン公式戦 ヤクルト−東北楽天
・・・さいたま市・岩槻市合併記念シリーズ第1戦

西武ドーム(メットライフドーム)
所在地:埼玉県所沢市
開場:1979年
収容人数:31,552人

Photo by 球場巡礼

 福岡からライオンズがやって来たと同時にオープン。97年までは西武ライオンズ球場と呼ばれていたが、98年からドーム化工事が始まり西武ドームと名を変えた。過去に2社とネーミング・スポサー契約を結んだがどちらも長続きせず、今はグループの系列会社をスポンサーに迎えている。オープンエアの球場に屋根をつけてドーム球場にするという、まるで子供のようなアイデアを実現してしまうトコロが素直にスゴイ。ご存知の通り98年シーズンはドームとは言いつつも周りの枠組みしか完成しておらず、実際に屋根がフィールドを覆ったのは99年シーズンから。夏はモワーンと暑く、春・秋は冷気が入って来て底冷えするらしいが、屋根とスタンドのスキ間から光や風が入ってくるので(たまに鳥も入ってくる)密閉型の息苦しいドーム球場よりは全然マシ。
 この球場の特徴はスタンド裏にコンコースがなく、よってスタンド内にシェルターのような出入口がひとつもない事。スタンド全体に立体感が乏しく、のっぺりして見えるのはそのせいだろう。ファンは外野にあるゲートから入場し、スタンドの外周にあるコンコースをグルッとまわって各々の座席へ降りて行くというシステム。1層すり鉢構造のオープン・コンコースは世界でもなかなか見かけないレアなスタイルである。トイレや売店は外周のコンコースにしかなく、行き来のために階段をひたすら登り下りするのは少々シンドイ。場内は意図的に周辺環境とマッチするようにグリーンで統一されているが、伝統のフォレスト・グリーン(濃緑)ではなく身体に悪そうな人工着色料系のグリーンなのでルックスはイマイチ。松坂大輔をボストン・レッドソックスに売ったお金で2007年オフから大規模な改修が始まり、スコアボードや人工芝がリニューアルされ、ダグアウト上の内野席は座席を取っ払ってテーブル席や売店、指定席専用トイレなどを新たに設えた。
 両翼100m、中堅122m。オープン・エア時代は両翼95m、中堅120mだったがドーム化する際に外野席を削って現在のスペックに変更された。フィールドは全面人工芝。内野席は全てハネ上げタイプの一人掛けイスでバックネット裏のビクトリーロード周辺の座席だけは幅広・革張りで背もたれもゆったりとした成金仕様。外野席は以前は天然の芝生席だったが、屋根がついてからはトホホな人工芝になってしまった(上段の一部のみベンチシート有り)。球場の外側には試合終了後の帰り道を照らすため照明が残されていたが2010年のシーズン終了後に撤去されたらしい。

行き方:西武鉄道狭山線「西武球場前」駅下車、スグ。都心から行く場合は池袋からがわかりやすくて便利。まず西武鉄道池袋線で「西所沢」駅まで、そして狭山線に乗り換えて2駅7分。所要時間は約40分、運賃は片道360円。(04年10月現在)

観戦したゲーム(3):
1999.08.12 パシフィック公式戦 西武−福岡ダイエー・・・ルーキー松坂11勝目
2004.03.31 イースタン公式戦 西武−北海道日本ハム
2004.10.02 パシフィック プレーオフ 第1ステージ 第2戦 西武−北海道日本ハム

ロッテ浦和球場
所在地:埼玉県さいたま市
開場:1989年
収容人数:不明

Photo by 球場巡礼

 四方をゴルフの打ちっ放し場のようなネットで囲まれており、1・3塁側の内野にわずかのスタンド(ただの長椅子)があるだけで基本的には完全に練習場。ハナから試合を見せる為の球場ではないのでネット・フェンスが邪魔で見にくかったり、ネット裏に座席がないなどなにかと不具合が多い。敷地内にサブ・グラウンドや室内練習場も併設されている。最大の見所はブルペンがフィールドの外に設置されている事。選手やコーチがブルペンへ行く際はファンも行き来できるコンコース(という程でもないただの通路)を通らねばならず、ユニフォーム姿の選手が球場内をウロウロしている姿を目の当たりにすると顔には出さないがちょっとコーフンしてしまう。特に3塁側のブルペンは至近距離で投球練習をジックリ見る事ができる。またスタンドとフィールドの目線が同じ高さなので、ネット越しではあるが、間近に迫力あるプレイが見られるのもよろしい。
 両翼96m、中堅122m。一軍の千葉マリンスタジアムが人工芝なのにもかかわらずこっちのフィールドは天然芝。ナイター設備は無い。スコアボードは得点とSBOのみの表示で当然手動式。入場料は無料。
行き方:JR埼京線・武蔵野線「武蔵浦和」駅下車、徒歩約10分。東京方面からJRで来ると進行方向左側に球場が見える。駅から線路沿いの道を南へ(つまり東京方面に)歩いていくと右手にロッテの巨大な製菓工場が見える。球場はそこからさらに3分。
観戦したゲーム(1):
2002.08.14 イースタン公式戦 千葉ロッテ−日本ハム

川崎球場
所在地:神奈川県川崎市
開場:1952年
収容人数:25,000人

Photo by 球場巡礼

 ご存知の通り1955〜77年までが大洋(現横浜DeNA)、1978〜91年までがロッテの本拠地として使用されており、ゲーム中にスタンドで流し素麺ができるぐらい人が入らない球場として有名だった。完成当時は川崎スタヂアムと呼ばれており、川崎球場となったあとも正面ゲートには昔のままの看板がかかっていた(その看板は現在はパクられて行方不明中...)。ロッテが千葉へ移転した後もちょこちょこと公式戦やオープン戦、またイースタンの読売戦などが開催されていたが徐々に少なくなっていった。そして老朽化のためスタンドの取り壊しが発表された1999年に、『川崎劇場ファイナルシーン』と銘打たれた横浜−ロッテのオープン戦が最後のプロ野球開催となった。かつて川崎をホームとしていた両球団のサヨナラ興業は異常な盛り上がりをみせ、野球ファンの間では「平成最高のビッグ・イベント」として早くも伝説となっている。
 ホームプレート裏の正面入口には丸みを帯びたアールデコ調のフォントで描かれた赤文字の球場サインがあった。それがクリーム色の外壁によく映え、何とも言えずノスタルジックな雰囲気を醸し出していたのが印象的だった(「球」の字の「`」が「●」だった事を覚えていますか?)。構造的な特徴としてはレフトにくらべてライト外野席がとても狭かった。ライトスタンドのすぐ向こうにはマンションが建っていたためポール際のスタンドの高さが半分くらいに抑えられており、照明も球場の外側ではなくスタンド内に建っているというかなり変則的な構造だった。
 両翼89m、中堅118m。狭い!フィールドは全面人工芝だが、実はこれはロッテが千葉に移転した後にインストールされた。スタンドは予告通り2001年に取り壊され、現在は多目的競技場として余生を送っている。
行き方:JR東海道本線・京浜東北線「川崎」駅下車、徒歩15分。
観戦したゲーム(1):
2000.03.26 オープン戦 横浜−千葉ロッテ・・・ロッテがなんと10HRの乱れ打ちで22得点