リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル

Estadio Alfredo Harp Helu (Ciudad de Mexico)
Estadio Monclova (Monclova, Coahuila)
Parque de Beisbol La Junta (Nuevo Laredo, Tamaulipas)
Estadio Nuevo Laredo (Nuevo Laredo, Tamaulipas)
Uni-Trade Stadium (Laredo, TX, USA)
Estadio Fray Nano (Ciudad de Mexico)
Estadio Hermanos Serdan (Puebla, Puebla)
Parque Alberto Romo Chavez (Aguascalientes, Aguascalientes)
Estadio Domingo Santana (Leon, Guanajuato)
 

エスタディオ・アルフレド・アルプ・エルゥ
ホーム:ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ
所在地:シウダド・デ・メヒコ
開場:2019年
収容人数:20,062人

・ディアブロスのオーナーの名を冠した新球場
・普段は外野席は閉鎖されている
・全面人工芝
・こけら落としはサンディエゴ・パドレスを招いてのエキシビション・ゲーム。2020年にはパドレスの主催でダイヤモンドバックスを招いてMLBの公式戦が予定されていたがコロナで中止に。その後2023年に仕切り直しでパドレス対ジャイアンツの公式戦が行われた。意外にもメキシコシティでMLBの公式戦が開催されたのはこれが初めて。2024年にもアストロズ対ロッキーズの公式戦が予定されている。
・内野席をほぼ覆い尽くす屋根の形状が個性的過ぎ。
行き方:地下鉄9号線のPuebla駅から徒歩10分。メキシコシティの地下鉄運賃はどこまで行っても一律5ペソ。ただし現金では乗れないので15ペソのメトロカードを購入してチャージする必要がある。(2019年05月現在)
観戦したゲーム(2):
2019.05.03 Diablos Rojos del Mexico vs. Leones de Yucatan・・・ユカタンの先発は元日本ハム他のルイス・メンドーサ
2019.05.04 Diablos Rojos del Mexico vs. Leones de Yucatan

エスタディオ・モンクローバ
ホーム:アセレロス・デ・モンクローバ
所在地:コアウイラ州モンクローバ
開場:1975年
収容人数:8,500人

・家主であるアセレロスの本名は"Acereros del Norte"だが一般的には町の名前であるモンクローバを使って"Acereros de Monclova"と呼ばれている
・アセレロとは鉄鋼のこと。モンクローバは鉄鋼業がさかんで球場の正面に溶鉱炉のオブジェが設置されている
行き方:モンクローバのバスターミナルを中心に考えると球場は町の西端にある。バスターミナルの前を走っている紫のバスでだいぶ遠回りするが球場の前まで行ける。バスのフロントガラスに"Estadio"と書いてあるので間違えることはない。タクシー/ウーバーだと15分くらい。
観戦したゲーム(1):
2019.05.02 Acereros de Monclova vs. Olmecas de Tabasco

パルケ・デ・ベイスボル・ラ・フンタ
ホーム:テコロテス・デ・ロス・ドス・ラレードス
所在地:タマウリパス州ヌエボ・ラレード
開場:1957年
収容人数:5,000人

photo by 球場巡礼

・住宅街にあるちいさなオールド・スタジアム。アメリカの古い球場よりもっと庶民的な、タコスの屋台に腰掛けてるような幸せな雰囲気が漂う
・2018年に復活したテコロテスは最初は郊外にある比較的新しいエスタディオ・ヌエボ・ラレードをメキシコ側の本拠地としていたが、周囲の治安が悪く集客が芳しくなかったので2年目の2019年からセントロ(町の繁華街)に近いこの球場に引っ越してきた
・この球場は1940年代からプロ野球が行われており、直近では先代のテコロテスが2003年まで本拠地としていた
・2019年に16年振りにプロ野球が帰ってくるというコトでフィールドシートを増設するなど大幅な改修が行われ、なんとか5,000人収容できるハコにアップグレードされた
・試合の前後は武装した軍や警察官が球場の周辺の治安を守ってくれるので安心
・周辺は住宅街。地域に昔からあった球場らしくそれなりに老朽化している。いくらメキシカン・リーグとは言えグレード的にはギリギリ開催できるレベル。
・バックネット裏は鉄骨の支柱に支えられた屋根があり日陰になる。柱がじゃまで見にくいが風情はある。その以外の場所は全て日なた。
・ライトポールの向こうに少年野球用の球場が隣接している。この球場には小さいながらもスタンドがあり、そのスタンドからこちらの試合をタダ見できる。
行き方:セントロからバスで行けるようだが国境の橋の前や市役所の前の公園にあるタクシー・スタンドからタクシーで行くのが手っ取り早い。10分くらいで行ける。帰りはタクシーを呼んでおく必要あり。セントロまで歩くと1時間はかかる。
観戦したゲーム(1):
2019.05.01 Tecolotes de los Dos Laredos vs. Piratas de Campeche

エスタディオ・ヌエボ・ラレード
ホーム:テコロテス・デ・ロス・ドス・ラレードス(2018)
所在地:タマウリパス州ヌエボ・ラレード
開場:2008年
収容人数:12,000人

・2018年に復活したテコロテスが1シーズン限りメキシコ側のホームとしていた。周辺の治安が悪く、客足が伸びなかったのでチームは復活2年目の2019年からセントロに近い"Parque La Junta"に引っ越した。
・球場までタクシーに乗ったが周辺の住宅街は見るからに低所得者向けで道路はアスファルトがはがれ、あちこちに大きな穴があいててデコボコだった。この穴にタイヤがはまって立ち往生したらタダでは済まんやろな…と感じた。実際、当初私が見に行く予定だったゲームはギャングの抗争が激化して、球場周辺の治安が保障できないという理由で中止となった。
・2008年から2010年までの3シーズンのみ先代のテコロテスのホームになっていた(このテコロテスはアメリカ側ではプレイせず全ての主催試合をメキシコ側で行っていた)。チームは2010年のシーズン終了後にカンペチェに移転している。
・全面人工芝。スタンドには屋根がなく、角度もなく、1970〜80年代の球場かと思ったが2008年にオープンしたと知って驚いた。
・セントロのはるか西、郊外の町外れにある。スタンドの最上段から周囲を見ると東側以外には人工の建物がほぼなく、ひたすら荒野が遙か向こうまで広がっている。
・スタンドのシートは赤と黒に分けれていてだんだら模様になっている。
・外野はウォールのみで観戦スペースはない。
・アリーナ、競技場などを併設するスポーツ・コンプレックスの中にある。
行き方:公共の交通機関の有無は不明。セントロからタクシーで20-25分(150ペソ)。帰りのタクシーは必ず確保しておくこと。
観戦したゲーム(1):
2018.07.13 Tecolotes de los Dos Laredos vs. Bravos de Leon

ユニ・トレード・スタジアム
ホーム:テコロテス・デ・ロス・ドス・ラレードス
所在地:テキサス州ラレード(アメリカ)
開場:2012年
収容人数:6,000人

・2012〜2016年まで独立リーグ アメリカン・アソシエイションの"Laredo Lemurs"のホームだった
・2018年から復活したテコロテスのアメリカ側のホームとして使用している
・2018年のオフに人工芝に貼り替えられた
・テコロテスのゲーム中は全てスペイン語のみのアナウンスでほとんどのお客さんはメキシコ系の住民。応援もガラガラを回すなどメキシコ風一辺倒
・外観はスパニッシュ・コロニアル風に造ってあり結構かっこいい
行き方:球場は郊外の空港の近くにある。アリーナやホテルが隣接。ダウンタウンのバスターミナル(グレイハウンドバスのターミナルに隣接)から空港を経由する#11で。ナイトゲーム終了後の帰りのバスはない。
観戦したゲーム(3):
2018.07.11 Tecolotes de los Dos Laredos vs. Diablos Rojos del Mexico
2018.07.12 Tecolotes de los Dos Laredos vs. Diablos Rojos del Mexico (DH)

エスタディオ・フライ・ナノ
ホーム:ディアブロス・ロホス・デル・メヒコ(2015-2018)
所在地:シウダド・デ・メヒコ
開場:1957年(2014年改修)
収容人数:5,000人

・元は1957年にオープンしたアマチュア用の小さなスタジアムだったがディアブロスが新球場が完成するまで仮住まいする事になったため2014年に大改修してリニューアルした。翌2015年から2018年までディアブロスの公式戦が行われた。
・球場名はメキシカン・リーグの創設者の一人であり、著名なスポーツライターだったアレハンドロ・アギラル・レジェス氏のペンネームから名付けられた。
行き方:地下鉄9号線のMixiuhca駅から徒歩10分。
観戦したゲーム(2):
2017.05.05 Diablos Rojos del Mexico vs. Rieleros de Aguascalientes
2017.05.07 Diablos Rojos del Mexico vs. Rieleros de Aguascalientes

エスタディオ・エルマノス・セルダン
ホーム:ペリーコス・デ・プエブラ
所在地:プエブラ州プエブラ
開場:1973年
収容人数:12,112人

・巨大なサッカー・スタジアムと隣接している
・球場名の「エルマノス・セルダン」とはセルダン兄弟の意。1910年のメキシコ革命に関わった地元の政治家アキレス・セルダンと弟のマキシモ・セルダンにちなみ名付けられた
・2016年に大きな改装があった
行き方:セントロからバスでも行けるが乗り場がよくわからなかったのでウーバーを利用。
観戦したゲーム(1):
2017.05.06 Pericos de Puebla vs. Piratas de Campeche

パルケ・アルベルト・ロモ・チャベス
ホーム・リエレロス・デ・アグアスカリエンテス
所在地:アグアスカリエンテス州アグアスカリエンテス
開場:1946年
収容人数:9,000人

photo by 球場巡礼

・リエレロス(Rieleros)とはRailroad Worker、つまりぽっぽや(鉄道員)のこと。
・リエレロスは1975年に創設され、それ以降ずっとこのスタジアムをホームとしている。ただし、2000年に1回目の移転をして2004年に出戻り、2008年に2回目の移転をして2012年に2度目の出戻りをしている。
・1塁側の向こうに見えるのはアグアスカリエンテスをホームとするサッカークラブ"Club Necaxa"の本拠地"Estadio Victoria"。2003年にオープン。26,000人収容。
・スタジアムの名称となっているアルベルト・ロモ・チャベスは1930年代に活躍したピッチャー。1937年に防御率0.78をマークしたらしい。
・スタンドに高さがなく平べったい球場。外野にもスタンドがあり、その背後にはメキシコの球場の特徴であるどでかい看板が背景画のように並ぶ。
・スタンドは屋根のある内野席、屋根とイスのない外野側の階段席、外野席の3つに分かれており、お互いのスタンドへは行き来できない。
・内野スタンドは屋根が覆っているトコロは上からネットがくまなく垂れ下がっているので、どこから見てもネット越しの観戦になってしまう。
・スタンド裏にはコンコースはなく、階段を下りると外になる。つまりすべての出入口にチケットのもぎり係が配置されている。
・球場の外には屋台がたくさん出ており、試合前のタコスの屋台ではビジターの選手がユニフォーム姿でタコスをむさぼり喰っていた。
行き方:アグアスカリエンテスの中心部(セントロ)の東に位置する。セントロの南、Adolfo Lopez Mateos という大通りを走るバスに乗り、Calle Jaime Nuno かCarretero という通りで降ろしてもらえば球場まで歩いてスグ。セントロから歩いても1時間もかからない。球場から高速バスのターミナルまでウーバー利用で40ペソ弱。(2017年05月現在)
観戦したゲーム(1):
2017.05.04 Rieleros de Aguascalientes vs. Toros de Tijuana

エスタディオ・ドミンゴ・サンターナ
ホーム:ブラーボス・デ・レオン
所在地:グアナファト州レオン
開場:1973年
収容人数:8,500人

photo by 球場巡礼

・1983年から1991年まで初代ブラーボスが本拠地としていた。現在のブラーボスは2017年に復活した二代目で2016年のシーズン終了後にレイノサから移転してしてきた。
・古くて小さい球場だがブラーボスが復活するという事で内外ともにできる限りのお化粧直しが行われている。座席やスタンドを覆う白タープの屋根、全面LEDのスコアボードなどは明らかに新しく、近年リニューアルされたと思われる。
・照明は6基あるがかなり暗い。特に外野。
・内野スタンドは全面的にネットがかかっている。
・ベースライン沿いのブリーチャーにはネットはかかっていないが角度がなくちょっと見にくい。
・内野スタンドへの出入り口を抜けるとコンコースはなく直接外に出る。売店やチームストア、トイレなどはすべてスタンドの外にある。
・外野フェンスの向こうは外。
・アメリカのマイナーリーグで言うとシングルAクラスのグレード。おそらくメキシカン・リーグの中でも最下級のグレードだと思われる。
・ブラーボスは英語でブレーブスの意。応援にはMLBブレーブスのトマホーク・チョップの音楽が流用される。
・陸上競技場などが併設されているスポーツ・コンプレックス内にある。
行き方:レオンの中心部(セントロ)の北に位置する。Bulevar Congreso de Chilpancingo とBulevar Antonio Madrazo という大通りの交差するトコロにある。Bulevar Congreso de Chilpancingo を挟んだ南側にはChedraui(チェドラウイ)という大型スーパーがある。セントロから路線バスでも行けると思うがナイトゲーム終了後の帰りのバスがあるかどうかは不明。セントロからタクシーで15分70ペソ。ウーバーだと40ペソ。(2017年05月現在)
観戦したゲーム(1):
2017.05.03 Bravos de Leon vs. Piratas de Campeche・・・BCリーグでもプレイした島袋涼平がブラーボスの1塁手として先発出場