KHLのアリーナ

Shougang Ice Hockey Arena(首鋼冰球館) (Beijing, Chaina)
 

ショウガン・アイス・ホッケー・アリーナ
ホーム:クンルン・レッド・スター
所在地:中国 北京市
開場:2018年
収容人数:3,000人

Photo by 球場巡礼

・製鉄所の跡地につくられた首鋼園(Shougang Park)という広い公園内にある。この公園内には2022年に行われる冬季五輪の各種競技施設が建設される予定でこのアリーナもそのうちのひとつ。
・スタンドに配置は両サイドライン側のみで正面(ベンチ側)は一般人は入れない。コンコースのかわりにラウンジのようなスペースがあったのでおそらくチーム関係者やその家族、あるいはシーズンチケット・ホルダーのみが入れるのだろう。
・座席は全てハネ上げの一人掛けで赤とグレーのイスがランダムに並ぶ。
・場内は空調が効いていて寒くない。
・スタンド裏に売店あり。対面販売だがグッズショップもあり、ユニフォームやマフラーなどのアパレル類が販売されていた。クレジットカードは使用不可。
・スコアボードは両ゴール裏に壁掛けのものとセンターハングの立派な四面のものがある。
・ゲーム前はLEDやプロジェクション・マッピングを使った光と音と映像の演出が行われる。北米プロリーグとなんら変わらないレベル。ピリオド間にはファン参加のイベントも。
・チケットはアリーナ正面のテントで手売りしていた。席は選べず100元均一(2020年01月現在)。クレジットカード使用不可。
・場内アナウンスはロシア語と中国語。英語でのアナウンスはない。
・場内はLED照明でかなり明るい。リンクを上から俯瞰するスタイルは日本と同じだが、スタンドの傾斜が急で結構見やすい。
・クンルン・レッド・スターは2016-17年シーズンからKHLに加盟。中国語では"崑崙鴻星"と書く。崑崙とは中国の伝説上の山でそこには仙人が住んでいるとされる。チームは通称ドラゴンズと呼ばれている。
・以前は上海や北京市内のNHLやNBAのプレシーズンゲームも行われた"Cadillac Center"でホームゲームを行っていたが、この首鋼アリーナが完成してからは全てのホームゲームがここで行われている。
行き方:地下鉄6号線の終点「金安橋」駅から西へ徒歩20分。駅周辺はまだ開発中なので殺風景だが駅の北側を東西に走る阜石路という大きな道路を西へ行けば左側に公園の出入口がある。公園内にホリデイ・インがあるがナイトゲーム終了後も地下鉄が走っているので北京市内ならどにでも戻れる。
観戦したゲーム(2):
2020.01.13 KHL Kunlun Red Star vs. Sibir Novosibirsk
2020.01.14 KHL Kunlun Red Star vs. Sibir Novosibirsk