ドミニカ共和国の球場

Estadio Quisqueya (Santo Domingo, ND)
Estadio Tetelo Vargas (San Pedro de Macoris, SPM)
 

エスタディオ・キスケージャ
ホーム:レオーネス・デル・エスコヒード / ティグレス・デル・リセイ
リーグ:リーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナ(LIDOM)
所在地:サント・ドミンゴ特別区
開場:1955年
収容人数:11,379人

photo by 球場巡礼

・正式名称は"Estadio Quisqueya Juan Marishal"。「キスケージャ」とはドミニカ共和国のあるエスパニョーラ島、あるいはドミニカ共和国のフォーマルな言い方。ホワン・マリシャルはドミニカ共和国出身のメジャーリーガーで1960〜70年代に主にジャイアンツなどで243勝をあげた国の英雄。
・ドミニカ共和国のナショナル・スタジアム的な存在でサント・ドミンゴを本拠地としているエスコヒード(レオーネス)とリセイ(ティグレス)の2チームが共用している。どちらのチームの主催試合でもエスコヒードが3塁側、リセイが1塁側のダグアウトを使いファンもそのように棲み分けしている。
・一応スポーツ・コンプレックスのような施設の中にある。
・ゲーム前にはコンプレックスの入口付近に屋台がちょろちょろと出て、パチもんのキャップやチームフラッグを売り歩く人もちらほら。
・応援は旗を振るのが一般的なようで、得点が入ったりダブルプレーがあるとみな一斉にチームフラッグを振り振りする。
行き方:サント・ドミンゴの新市街の北にある。路線バスを乗り継げば行けると思うが地元の人でないとバスのルートを理解するのはちょっと難しい。昼間なら最寄りの地下鉄駅(Pena Batlle駅)から歩いても行けないこともないがよっぽどの好奇心旺盛な人でないとおすすめしない。タクシーかウーバーで行くのが現実的。私はウーバーしか利用していないが、新市街から約15分で150ペソ、旧市街(ソナ・コロニアル)から約25分で180ペソ。ちなみにラス・アメリカス国際空港からサント・ドミンゴの旧市街までウーバーで約35分、550ペソ。
観戦したゲーム(2):
2017.10.20 Leones del Escogido vs. Aguilas Cibaenas
2017.10.22 Tigres del Licey vs. Leones del Escogido

エスタディオ・テテーロ・バルガス
ホーム:エストレージャス・オリエンタレス
リーグ:リーガ・デ・ベイスボル・プロフェシオナル・デ・ラ・レプブリカ・ドミニカーナ(LIDOM)
所在地:サン・ペドロ・デ・マコリス州サン・ペドロ・デ・マコリス
開場:1959年
収容人数:5,350人

photo by 球場巡礼

・エストレージャスのチームカラーであるグリーンに塗られた外壁が印象的なスモール・スタジアム。アメリカのマイナーリーグで言うとシングルAクラスのグレードで、5つあるドミニカン・ウインター・リーグの球場の中で最も小さい。
・屋根に覆われたグランドスタンドとベースライン沿いにあるスタンドは入口が別でお互いに行き来できない。外野はウォール1枚を隔てて外界になっており観戦スペースはない。
行き方:サン・ペドロ・デ・マコリスは首都サント・ドミンゴの東にあり、広島カープやMLBのアカデミーがあるドミニカでも屈指のベースボールタウン。サント・ドミンゴからAstrapu(アストラプ)というバス会社が1時間に2〜3本ほど走らせており約1時間で到着する(片道140ペソ)。サン・ペドロのバスターミナルから球場まではAv. Francisco Alberto Caamano Deno という大通りを東に歩いて15分くらい。Av. Francisco Alberto Caamano Deno にはAstrapuの他にも各方面へ向かうバス会社のターミナルがいくつか集まっている。バスを降りるとバイクタクシーの勧誘がすごいがノーヘルで荒っぽい運転のバイクに乗るよりは歩いて行く方が安全なような気がする。サン・ペドロからサント・ドミンゴへの最終は21:00なのでナイトゲームの場合はサン・ペドロ市内に泊まるしかない。ちなみにサン・ペドロにはウーバーは1台も走っていなかった。(2017年10月現在)
観戦したゲーム(1):
2017.10.21 Estrellas Orientales vs. Tigres del Licey